Sai Teachings


1974年6月19日の御講話において、サイババは次のように話されています。

  

 「私サイがやって来たのは兄弟愛の絆によって全人類を一つの家族として結び全宇宙の存在の基礎である神を顕現させるアートマ(神性)が各自に存在することを明らかにしそして人と人を結びつける共通の神が各自に存在することを教えるためです

  

 したがってサイババの教えの根本とは「人は神である」ということを各自に認識させることですしかし人は感覚の奴隷となって自らが神であることを忘れ絶えず変化する物質の世界を真の世界であると錯覚しいつまでも苦しみや悲しみから免れることができないでいます

この物質世界にいながら自己の神性を認識して悟りの道に至るには感覚をコントロールして心を常に神へ向けることですこのためにサイババは生活のなかに「真理正義平安非暴力」をはぐくみ自らのうちにこれらの人間的価値を身につけるようにと述べられています

  

そして1985年11月21日のサティヤ サイ オーガニゼーション第4回世界大会における特別な御講話においてサイババは神性へと至る10の道を次のように示されました

   

  

  

 根本原則の10項目


1 母国を愛し母国に仕えなさい他者の国を憎んだり傷つけたりしないこと
2 あらゆる宗教を敬いなさいすべての宗教は同一の神に到達する道です
3 一切の差別をせずに万人を愛しなさい全人類が一つの社会であると知りなさい
4 自分の家と周囲の環境を清潔に保ちなさいあなたと社会に健康と幸福が約束されます
5 物乞いが手を伸ばしても金銭を与えないこと彼等の自立を助けなさい病気や老齢で苦しんでいる人々に食物寝場所親切等を施しなさい
6 賄賂によって他者を惑わせたりそれを受け取って自分をおとしめたりしないこと
7 いかなるときにも妬みや憎しみを持たないこと
8 自分の必要は自分で満たし他人に頼らないこと他者への奉仕を手がける前に先ず自分自身の召使いとなりなさい
9 国家の法律を守り模範的な市民となりなさい
10 神を愛し罪を恐れなさい

  

またサイ センターのすべてのメンバーに対して9つの行動規定を定められました

  

  

 9つの行動規定


毎日の瞑想と祈りを行う
週一回、家庭において、家族と共にバジャンと祈りを行う
家庭の子供を、霊性と道徳教育のプログラムに参加させる
サイ センター/サイ グループによる社会奉仕活動に参加する
サイ センター/サイ グループのバジャンに定期的に参加する
サイ文献を規則的に学ぶ
誰に対しても、穏やかに優しく話す
他人の悪口、特にその場にいない人を悪く言わない
『節制のプログラム』を通じ、欲望に節度を設けて、そこで蓄えたものを奉仕に役立てる
   

 根本原則の10項目と9つの行動規定はサイババの教えの基本です

 サイババはメンバーにこれらを努力して実践するようにおっしゃっています

  

  


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