アーシャーディエーカーダシー  
     
 

サイババによるアーシャーディエーカーダシーヒンドゥー太陰暦では、新月と満月からそれぞれ11日目をエーカーダシーと呼んでいます。この日はヴィシュヌ神を礼拝するのに良い日だとされています。ヒンドゥー暦のアーシャーダ月(グレゴリオ暦の6月から7月くらいに当たる)の新月から11日目のエーカーダシーは、ヴィシュヌ神の顕現であるヴィッタラ神の信者にとって特別な意味があります。マハーラーシュトラ州の偉大な信者、聖グニャーネシュワールと聖トゥッカーラームは、それぞれの地元からパンダルプルにあるヴィッタラ神の寺院に向けて巡礼の旅に出発し、15日後のアーシャーディ・エーカーダシーの吉祥の日にその神の住拠にたどり着きました。この偉大な二人によって示された伝統に従って、マハーラーシュトラ州全土から信者たちが集まって、神目箒(かみめぼうき)の数珠を身に着け、主の栄光を歌いながら、パンダルプルを目指して定められた15日間の巡礼の旅に出発し、アーシャーディ・エーカーダシーの吉祥の日にパンダルプルでヴィシュヌ神のダルシャンを得ます 。こうした信者たちをヴァルカリスと言い、この巡礼は伝統的にデ ィンディ・ヤートラーと呼ばれています。

サイババ近年、この重要な祭典をバガヴァンの前で祝うために、たくさんの人々がマハーラーシュトラ州やゴア州からプラシャーンティ・ニラヤムに巡礼するようになりました。マハーラーシュトラ州とゴア州の帰依者たちは、ダルマヴァラム(プッタパルティから約40キロ離れた市)から徒歩でディンディ・ヤートラーを始め、アーシャーディ・エーカーダシーの朝にプラシャーンティ・ニラヤムに到着してバガヴァンのダルシャンと祝福を受けます。この日はそれから、マハーラーシュトラ州やゴア州のバルヴィカスの生徒たちによる文化プログラムが行われます。

 

 
 

英文:http://www.srisathyasai.org.in/Pages/AshramInfo/Ashadi_Ekadasi.htm