●プラシャンティニラヤムからのニュース
   2003年6月26日   

インドのサティア サイ オーガニゼーション
(SSO)からのメッセージ

親愛なる皆様、
 インドからごあいさついたします!
 なぜ、だれもかれもがこの件を心配しているのでしょうか?
 ラーマは妻(シーター)を捕らえられて泣かなかったでしょうか? さらに、このアヴァター(神の化身)は弟(ラクシュマナ)を怪我から救うことも、癒すこともできずに、ハヌマーン(ラーマの偉大な帰依者である猿)に助けを求めなかったでしょうか? クリシュナ アヴァターは狩人の放った矢に御足を貫かれて「死んだ」のではなかったでしょうか? キリストはむちを打たれ、はりつけにされたのではなかったでしょうか?

帰依者たちは、サイのこの件について不安をなくしてもらわなければならないのでしょうか?

もし私たちが、サイを宇宙のすべての面倒を見ている神であると信じているなら、あるいは少なくとも、神に全託する者の面 倒を見る神であると信じているのなら、これもまたサイの神聖なリーラ(遊戯)の一部であると信じましょう!

かつて、あるインタビューでババ様はこうおっしゃいました。「知ってのとおり、ここ2、3日、スワミの体温は華氏100度(摂氏:約38度)ありました。それでもスワミは、そのことが神の仕事に悪影響を及ぼすことを許さず、一切をいつもどおりに行いました」と!
  そこで私は「でもバガヴァン、あなたはアヴァターであられます!」と意見しました。
  スワミは(あたかもおまえはどうしてそれを知らないのか? と言わんばかりに)ちょっと驚いた声でこうお答えになりました。「それとこれとは何の関係があるというのですか! 肉体は肉体であり、こうむったことはすべて味わわなければならないのです」

まさに、これが真理です。アヴァターの肉体もまた汗をかくのです。アヴァターもヒゲをったり、入浴したりといった通 常の肉体に必要なすべてのことをしなければならないのです。アヴァターの真我なる超意識はその肉体の内部にあり、それこそが神の実在なのです。ラーマやクリシュナやキリストがそうであったように!

ババ様の健康状態については心配しないよう皆さんにお願いしてください。ババ様はそれよりも私たちが自分自身の心と身体と魂の状態を心配するよう望んでいることでしょう! けれども、私たちがスワミに、スワミご自身を癒すためにスワミのサンカルパ(神の意志)をお使いください、と祈り求めることは一向に差し支えありません(これを送っている今も私はそうしています)。スワミはかつておっしゃいました。自分の帰依者たちが同様の苦痛を味わうというのに、神が自分のためにそれを使うことはない、しかし、神は帰依者たちの祈りに対する応えとして、神のサンカルパを使うでしょう、と!!

皆さんへの愛を込めて

 

翻訳:サティア サイ 出版協会





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