シュリ サティヤ サイ ババの御逝去に対する
マンモハン・シン首相（インド首相）の哀悼の辞
2011年4月24日（ニューデリー）

　　シュリ サティヤ サイ ババ御逝去の知らせをお聞きして、心より深い悲しみを覚えます。シュリ サティヤ サイ ババは何百万という人々に元気を与え、自分たちが信ずる宗教を守りながら、道徳的で有意義な人生を送るように人々を導いた霊的指導者でした。

　　彼の教えは真実、正しい行い、平安、愛、非暴力という普遍的理想に根差したものでした。

　　最高の人間的価値を説く方であったシュリ サティヤ サイ ババは、50年以上の長きにわたる伝説的な存在でありました。彼は、平等主義的価値観と、教育と、人々の健康を促進する、プラシャーンティ ニラヤムに本部を置く様々な機関を通じて、人々に親しまれました。彼は、生命を維持するために必要な基本的なものを、確実にすべての人が入手できるようにすることこそが、私たち一人ひとりの義務であると信じていました。シュリ サティヤ サイ ババはあらゆる宗教の人々にとっての励みでした。

　　シュリ サティヤ サイ ババがこの世を去られたことは、すべての人々にとって、取り返しのつかない損失であり、我が国は、ババの御逝去を深く嘆いています。彼に従う何百万人もの帰依者、弟子、支持者の方々に対して、衷心より哀悼の意を表します。