この頃、カイラーサ山のシバ神とパールバティがダンスを踊っている様子が示されました。そしてついに早朝(月曜日の時間が若干残っている時)に、赤ん坊の泣き声が家中に響き渡りました。出産に立ち会っていた婦人がやってきて男の子が産まれたと告げました。コンダマ ラージュは直ちに暦を調べて、この子は月曜日の時間が若干残ったクリシュナパクシャ(月の欠ける期間)の第4日目のティルバディライの星(シバ神の星)の下に生まれ、その日は大変おめでたい誕生日であるといいました。パルティ村の人はみんなこの神の子の誕生を喜びました。その子は左の頬に大きな黒子(ほくろ)があり、大変気立てが良く美しかったのです。 出生から11日目に村ではその子の命名のための盛大なお祭りが執り行われました。人々は歌いそして踊り、主ご自身をお生みになったイーシュワランマの偉大な徳を讃えました。 そして時が経ち、子供はハイハイをするようになりました。ある日、イーシュワランマがバターを作るために(クリシュナの時代にゴーピーがしたような原始的な方法で)牛乳を攪拌していると、その子が彼女の方へ這ってきました。その時、コブラがどこからかやってきてとぐろを巻き、そのフードを子供の頭の上に広げました。イーシュワランマはコブラを見て悲鳴を上げると近所の人までも含めてみんなが棒を持ってコブラを殺そうと駆けつけました。コンダマ ラージュがコブラを叩こうとするみんなを制止し、蛇使いを呼ぶように言いました。というのは、ヴィシュヌ神もシバ神も常に蛇と共に描かれているように、コブラはその子が神の降臨であることを示唆していたからです。そのうち、蛇使いがやってきて注意深く笛を吹くとコブラは捕獲されました。
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