コンダマ ラージュの家にて: ナラシマ チャリの前にサティアが呼ばれ、いろいろな質問がなされました。 このような会話を通して、ナラシマ チャリはこれはサソリの毒よりもむしろ悪魔の影響によるところが大きいとヴェンカマ ラージュに告げました。 そして、サティアがナラシマ チャリのことをペテン師で、彼の力を見抜いていること、毎日神にお祈りを捧げる者が私のことを見抜けないのかと言うと、ナラシマ チャリは、ヴェンカマ ラージュに対して、「あなたの息子は心のバランスを失っている。何かの悪霊に取り憑かれている。祈祷師の所へ連れて行きなさい。」と言って帰ってしまいました。そこで、家族は翌日サティアを地元のブラーマナパリの祈祷師の所へ連れて行くことにしました。 祈祷師の祈祷所にて: 祈祷師はサティアに椰子の木、マンゴーの木、バンヤンの木、そしてタマリンドの木の下を歩いたことがあるかを次々と質問し、サティアがタマリンドの木の下を歩いたと答えると、悪霊がその木の下でサティアに取り憑いたと告げ、その霊は非常に強力であり、この霊を引きずり出さないと、サティアは救われないと言って、サティアを激しく叩きました。スシェーラや妹たちはサティアを叩かないように懇願しました。祈祷師は、「私はあなたの弟を叩いているのではなく、その中に入っている霊を叩いているのだ」と言いました。 そして、祈祷師が祈る間に、弟子が9種類の葉、9種類の果 物、9種類の花、9色の飾り輪、9枚の銀貨を火の中に投げ込まなければならないと言って、セーシャマ ラージュに銀貨を投げ込むようにと言いつけました。 次に祈祷師は鎖を取り出しました。これを見てセーシャマ ラージュがそれで何をするのかと訊ねると、霊を縛るのだと言い、霊が頭に入ったから、縛って下に降ろすのだと言って、家族の制止を聞かずに、サティアを鎖で縛って叩き始めました。 祈祷師が、霊に「出てこい!出てこい!」と言っていると、サティアは「霊は入った場合しか出て行けないのだ」と祈祷師に言いました。すると祈祷師は「何?!」「お前は母親に口答えするのか?」とわけの分からないことを言って、サティアの頭を剃ると言って、兄の制止にも拘わらずサティアの頭を剃り、そして頭にたくさんの切り傷を付けました。 そして頭から血が流れているのにも拘わらずサティアが微笑んでいるのを見て、この悪霊は大変頑固な女の悪霊であるとし、その霊を地下の世界の水中でおぼれさせると言って、サティアの目に酸を注ぎそして水をバケツから何杯もかけました。 セーシャマが見かねて「止めろ!乱暴は止めろ!もう何もしないでくれ!」と懇願し、姉が泣き叫んでいると、爆発が起こり、祈祷師とその弟子は気絶してしまいました。 この間にサティア達はそこから立ち退きました。 (第21話終わり)
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