しばらくすると、たまたま森を通り抜ける途中のパテル夫妻が、赤ん坊が捨てられた場所の近くを通 りかかり、赤ん坊の泣き声を聞きました。彼らは牛車を止めて降り立ち、その泣き声が聞こえてくる場所を探しました。そしてついに赤ん坊を見つけ、近くに保護者がおらず捨てられていることがわかると、連れて帰ることにしました。彼らはその赤ん坊を自分達の子供として育てました。
時が過ぎ、まだほんの小さな子供になったばかりの時、その子は難解な宗教経典を両親に教え始めたので、彼らはとても驚きました。 時が経ち、少年はヒンドゥー寺院にもモスク(イスラム寺院)にも行くようになりました。モスクに行っては、バガヴァッド
ギーターやその他のヒンドゥー教の聖典を説いて、「サブカ マーリク エク」(すべてにとって唯一の主がいる。即ち、唯一の神がいるだけである)と明言しました。 人々が帰った後、パテルは少年に奇妙な振る舞いをしないように説得を試みましたが無駄
でした。そして深く傷ついた彼は、突然心臓発作に襲われ、亡くなってしまったのです。
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・These photographs were taken from the video serial, Copy Rights ANJALIDEVI TELEFILMS / SAI KRUPA Int .Inc | ||
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