2008年 全国青年サーダナキャンプ

第5回 サティヤ サイ 全国青年サーダナ キャンプ

テーマ  

Your life is My message - Sai   
Love in action 愛の実践

開催日時 : 2008年5月3(土)・4(日)・5(月) ゴールデンウィーク中 2泊3日
場所    : 静岡県御殿場市

ゲスト参加 : 

SSOJ 関東東北地域コーディネーター
サティヤサイ出版教会 翻訳部世話人
SSOJ 教育部世話人
サティヤサイ大学卒業生2名

テーマ曲  : サッティヤ ダルマム
テーマ本  : 『心を浄化する方法』

プログラム : 

1日目
  ・開会式 ヴェーダ、バジャン、開会挨拶
  ・心を浄化する方法 ワークショップ
  ・キャンプファイヤー
2日目 
  ・第三回世界青年大会 御講話 ワークショップ
  ・9つのサーダナプログラム ワークショップ
  ・サイユースのビジョン&ゲストスピーチ
  ・文化祭
3日目 
  ・男女別ゲストQ&A
  ・閉会式 ヴェーダ、バジャン、閉会挨拶
  ・富士山で昼食とお散歩

※ その他、プログラムごとに、ミニスピーチやディヴォーショナウソングが盛り込まれていきます

 


【テーマ】『Your life is My message - Sai ~Love in action 愛の実践~』

《2008 年SSOJ テーマより》
講演者の一人が「私の人生が私のメッセージです」というスワミの言葉を引用しました。彼女はまた「あなた方の人生が私のメッセージです」という言葉についても述べました。あなたたちはこれらの言葉の意味をはっきりと理解するべきです。自分の人生がスワミのメッセージであると主張しながら、同時に邪悪な活動や、不正な行為に携わるのであれば、それは二心です。それは「あなた」のメッセージであって、「私」のメッセージではありません。あなたたちは真理と正義の道を歩み、平安と愛をハートに据え、非暴力を守っているときに初めて自分のメッセージをスワミのメッセージであると言うことができるのです。外に見るものはすべて、あなたの内にあるものの反映です。善悪は外に存在するのではなく、自分の内にあるものが反映されているに過ぎないのです。誰にも他人を判断する権利はありません。あなたの内にある悪を捨てなさい。そうすれば、いたるところに善を見ます。かけるメガネの色によって、世界の色が決まるのです。欠陥は見方にあるのであって、世界にあるのではありません。
(第二回世界青年大会開会式の御講話より)

【テーマ本】『心を浄化する方法』

心を浄化すれば、至るところに純粋性を見るでしょう。外界はあなたの心の反映にすぎません。心を愛で満たせば、至るところで愛を経験するでしょう。心に憎しみがあれば、同じ憎しみが外側に反映されるでしょう。何であれあなたが外界で見たり、聞いたり、経験したりするものは、あなたの内にあるものの反映、反応、反響にすぎません。あなたが外界で遭遇するあらゆる善悪は、あなた自身の反映にすぎません。ですから、他人に非難の指を向けてはなりません。世の中全体はあなた自身の行い次第です。あなたが善良ならば、世の中もまた善良でしょう。世の中はどこもかしこも悪だらけだと考えるのは間違いです。実際には、その悪は外側に反映されているあなた自身の悪なのです。あなたの気持ちが悪魔的なら、周りの世の中は悪魔的に見えるでしょう。あなたの気持ちが神聖なら、至るところに神性を見出すでしょう。 (サイ・ババ、2002)(心を浄化する方法 はじめに より)

【テーマ曲】 サッティヤ ダルマム

sathya dharmamu śānti premalato nī nitya jīvana yatra sagincu jīva
サッティヤ ダルマム シャーンティ プレーマラトー
ニー ニッティヤ ヂーヴァナ ヤートラ サーギンチュー ジーヴァ
おお、人間よ! 真実、正義、平安、愛の助けとともに人生の旅を続けなさい

「今、世界のどこにサティヤとダルマはあるのですか? それは誰を守っているのですか?」と、皆さんは反論するかも知れません。これはまったく間違った議論です。もし、あなたがサティヤとダルマを守るのなら、その見返りにサティヤとダルマが前に立ち、あなたを守ります。真実と正義は神の具現そのものです。不幸にも今日、「サティヤム ヴァダ」(真実を話すこと)と「ダルマム チャラ」(正義を実践すること)の代わりに、人々は「サティヤム ヴァダー」(真実を殺すこと)と「ダルマム チェラ」(正義を封じ込めること)という歪んだ形に沿っています。これはまったくの曲解です。皆さんはサティヤとダルマに基づいた人生を送り、その2つを自分の命よりも重要なものであると考えるべきです。(2004 年9 月6 日・クリシュナ降誕祭の御講話)

【ワークショップのテーマと目的】

◎ワークショップ1:9 つのサーダナ プログラム

テーマ 青年のためのサーダナプログラム

目的 昨年の第三回世界青年大会においてスワミに捧げられた青年のための九つのサ
ーダナプログラムに関して、その意義を復習しつつ、昨年から各ユース、ある
いは個人が本プログラムを実践して得られた体験を分かち合ってさらなる実践
を促す。従来の九つの行動規定に加えて、新たに高い理想に基づいた本プログ
ラムがつくられた意義についてさらに理解を深め、各センター・グループの一
般部門においても本プログラムの実践を促す上で各ユースがリーダーシップを
発揮するための準備の一助となることを目的とする。

9 つのサーダナ

霊性修行1 ナーマスマラナ(神の御名を憶念すること)を実践する
霊性修行2 スワミの御講話・本を毎日読み、
青年のスタディーサークルを毎週行う
霊性修行3 無私の奉仕にグループで従事する
霊性修行4 食事に関する規律を実践する
霊性修行5 やさしく話し、口数を少なくすることを学ぶ
霊性修行6 サイ センターで積極的な役割を担う
霊性修行7 両親とのコミュ二ケーションを改善し、両親に礼儀正しく接する
霊性修行8 食物・お金・エネルギー・時間を無駄にせず、欲望に限度を設ける(節制のプログラムを実践する)
霊性修行9 毎日、瞑想と祈りを行う

◎ワークショップ2:心を浄化する方法

テーマ :ヤッド バーヴァム タッド バヴァティ(思いの通りに結果は生じる)

「何かドレスを着て鏡の前に立てば、鏡には同じドレスが映って見えます。自分の内にどんな良い思いや感情、あるいは、悪い思いや感情があったとしても、それと同じものが外界に映し出されます。すべては反応であり、反映であり、反響です。…何であれ私たちが見るものは、自分自身の反映です。だれを見たとしても、それは実際には自分の姿です。自分がかかる病気ですら、自分の行動の反応なのです。」(2008 年元旦の御講話より)ということを理解し、一体性の真理を知る。

「世の中であなたが見るものすべては、あなたの反応、反映、および、反響です。反映を現実と見なすのは間違いです。反映の真の性質を理解するとき、あなたは一体性の真理を知るでしょう。」(「心を浄化する方法ハンドブック」100 番目の御言葉より)

◎ワークショップ3:WYC(世界青年大会)御講話

テーマ 「人生において神を最も重視しなさい」

昨年、スワミが世界中の愛する青年たちに向けて語られた、2007 年世界青年大会での御講話。この中から、スワミが特に強調されている、特徴的なテーマを6つに絞り、1人1テーマを深く掘り下げていきます。サーダナキャンプまでの期間、各テーマごとに決められた実践内容に、ぜひ、意識して取り組んでみて下さい! 当日のグループワークでは、その実践経験を基に深めていきます。スワミは常々、私が教えたことの中から、たった一つでもいいから実践できるようになりなさいと仰っています。青年のために語られ、たくさんの御教えが詰まった世界青年大会での御講話の中から、自分が選んだ(或いはスワミが選んだ)一つのテーマをしっかりと身に着けたとき、きっと満面の笑顔でスワミは私たちを出迎えてくれることでしょう!「人生において神を最も重視する」青年となるために、愛と帰依と喜びをもって、楽しみつつ実践し、各テーマを深めていきましょう!

◎ワークショップ4:サイユースのヴィジョン

テーマ Life is a dream realize it ! 人生は夢です、実現しましょう!

スワミの肉体年齢と平行して、2 年・7 年・13 年・22 年・42 年後の未来、プレマサイが人類に姿を現すと言われている頃までの自分と、その時々の役割について想像し、シェアしていきます。そのヴィジョンは霊的な変化と、社会的な変化(センターの役割・家庭・仕事など)の2つの側面から見ていきます。そうすることで、今現在に立ち戻り、私たちに何が必要で、今後どうしていくか?について再確認します。また、全国青年部からの提案と共に、私たちがサイユースとして社会貢献し、Your life is My message !と言ってもらえるような人生を送るために、自分の時間・エネルギー・金銭などの使い方についても考えます。個人と全体のヴィジョンを具体的にすることで、この貴重な青年期をいかにすごすかについて共に考えていきましょう。

【文化祭、キャンプファイヤー】

◎ キャンプファイヤー

富士山の麓で、全国から集まったサットサングとともに、自然との一体感を感じながらキャンプファイヤーを行います。私たち人間にとって欠かすことのできない五大元素の一つである火を囲んで、自分の「内なる火」に意識を向けましょう。歌や踊りなどを皆さんと楽しみ、憩いの時間を過ごすことができますように。

◎ 文化祭:合唱

自然、美、日本の四季などに対する愛の表現として作られた曲を私たちが歌い、聴くことで文化、伝統を伝えていくことはとても大切なことだと思います。また、私たちが住んでいる日本という国の四季、自然を歌い聴くことで、それらを再認識し、自然に対する感謝、自然を大切にする気持ちを思い出しましょう。歌う側も聴く側も合唱の楽しさを味わうことができる時間となりますように。

【ディヴォーショナルソング】

テーマ 一体性

目的 多くのサイユースの先輩とともに学ぶことができる今回のサーダナキャンプの場で、今日まで日本のサイユースが捧げてきたディヴォーショナルソングを、ハートから歌い、愛そのものとなりましょう。

サッティヤ ダルマム

2007 年に第三回世界青年大会で全世界の青年が捧げた曲。メインの部分は、スワミが作曲した曲

愛に導かれて

第二回全国青年サーダナキャンプ テーマソング 文化祭

尊き光の神様

2003 年7 月16 日 プッタパルティでユースが中心となってスワミの御前で捧げたディヴォーショナルソング

サットサング

2002 年2 月西日本サットサングで捧げられた曲

ハムコ トゥムセー

サイの学生が作曲した有名なディヴォーショナルソング

邂逅(かいこう)

2007 年クリスマスに、神戸、大阪、多摩、東京で同時に捧げられたディヴォーショナルソング

このほしに生まれて

2007 年7 月29 日 第三回世界青年大会でインターナショナルユース クワイヤーが捧げた日本語のディヴォーショナルソング

おお母なるサティヤ サイ

2004 年イーシワランマ祭 神戸で捧げられた曲