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これらは、36人のサイネットの帰依者たちが協力して、「サイ引用辞典」からの引用を、大変読みやすいインタビュー形式にまとめたものです。 問:スワミ、スワミはすべての人が目的を持ってここに来ていると言われましたが、スワミはなぜ、ここに来られたのですか? サイ:私は人類史に黄金の章を記すためにやって来ました。(1) 問:神様、それはどういう意味でしょうか? サイ:サイは、全人類を一つの家族として兄弟の絆を通 して向上させること、全宇宙を支える基盤である神を明らかにすべく各人のアートマの実在を断言し明らかにすること、そして、人が獣性を捨て自らのゴールである神性まで高まるべく、人と人を結びつける共通 の神聖な継承物を皆が認識できるよう指導すること、という至高の仕事を成し遂げるためにやって来ました。(2)私は、私の帰依者が全人類を自分の家族であると感じられるような愛という普遍なる帝国の中で、宗教やカーストその他のいかなる障壁もない一つの人類社会を築きたいのです。(3) 問:どうやってたった一人で全世界を変えることができるでしょうか? サイ:サイの力は無限です。サイの力は絶えることなく顕現します。あらゆる形態の力は、このサイの手のひらに内在しています。(4)私の肉体は他の人々の肉体と同じように一時的な住まいではありますが、私の力は永遠であり、すべてに遍満し、つねに優勢です。(5) 問:それは、スワミがただ指を鳴らすだけで、世界中のすべてを矯正することができるということですか? サイ:もし私が人々の現在の意識レベルをそのままに、すべてを即座に矯正したなら、人々はすぐに事態を混乱させ、再び別 の争いを始めて、その結果、世界は前と同じ混沌とした状態になります。(6)そうではなく、私は人々を通 して働き、人々に内在する神を目覚めさせ、自然の法則と力を支配できるように、人々をより高尚な実在へと進化させなければなりません。(7)私は、人々が正義に向かい、より良い状況をもたらすためにしっかりと働くことができるよう、人々をより高い意識レベルまで導き、霊性の法則の真理を理解できるようにします。(8) 問:なぜ神ご自身が降臨されたのでしょうか? サイ:小さな騒ぎであれば、それを鎮めるのは巡査で十分です。事態が大規模に発展しそうなほど険悪なときには、警部補が派遣されます。それが暴動になったときには、警視自身が鎮圧しなければなりません。けれども、現在のように全人類が道徳の荒廃に直面 している場合、検察官すなわち神が、みずからの抱える高徳な人々と求道者たちの軍隊と共にやって来ます。(9) 問:もしスワミが検察官であるなら、スワミは私たちを核戦争から守ってくださるのですか? サイ:悪が広くはびこっているために、人類そのものが核の大破壊によって滅ぼされてしまいます。このアヴァターが人類の意識を、現在の怒り、憎しみ、暴力、戦争という病的現象を超えて向上させ、世界を不幸から救うためにやって来たのは、そのような大惨事を防ぐためです。(10) 私の使命は、ダルマと、全人類を包含する唯一の神、唯一の宗教、唯一の(ハートの)言語という霊的原理を復興することによって、火(水爆の大火災)を先に回避することです。(11) 問:スワミ、なぜ国連は世界が戦争をするのを防ぐことができなかったのでしょうか? サイ:神の力のみが(今日の)世界を救うことができます。(12)私は世界規模の、世界を揺るがす危機に対処しなければなりません。不道徳は道徳の外観を呈して人を罪の泥沼へと誘い込みます。真理は計略であると非難され、正義は馬鹿にされます。聖人たちは社会の敵として拷問を受けます。それゆえ、この神の化身が、真実を守り、不正を鎮圧するためにやって来ました。(13) 問:ラーマやクリシュナとして化身されたときになさったように、邪悪な人々を滅ぼすのですか? サイ:このアヴァターにおいては、邪悪な人々が滅ぼされることはありません。彼らは矯正され、変容され、教えを受け、踏み出てしまった元の道に戻るように導かれます。(14)そのために、このアヴァターは武器を持たず、愛のメッセージを携えてやって来ました。堕落した人々や不道徳な人々を変容することができる唯一の武器は、愛です。(15) 問:スワミの心には、ご自身が成功を収めることに疑いはないようですね。 サイ:たとえ天が降ってきても、サイの決意は変わりません。(16)私の仕事を阻害できるもの、止められるものは何もありません。(17)神の意志を止めることはできません。神が定めた事はかならず起こります。(18)このアヴァターの光輝は、日ごとに拡大し続けます。(19) 問:私はスワミを信じています。けれども、多くの人々がスワミを信じないことを懸念しています。 サイ:多くの人々は、情況が好転すること、すべての人々にとって人生が幸福で喜びに満たされるものになること、黄金期が再び到来するのを信じることに、抵抗を感じています。しかし私は、このダルマスワルーパ〔ダルマの化身〕、この神性体は、無駄 に降臨したのではないことを保証します。ダルマスワルーパは人類に降りかかる危機を防ぐことに成功するでしょう。(20)
出典: 翻訳:サティア・サイ出版協会 (c)Copyright Sathya Sai Central Trust |
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