埼玉サイセンターの十六年記念祭

2018/3/31(土)

桜舞う時期に、埼玉サイセンターの十六年記念祭を開催しました。お昼のティータイムサットサングでチャイを飲みながらお話をした後で、本プログラムを始めました。

スタディーサークルのテーマは「愛を広げる」でした。スワミがアシュラムのサルやアリにまで愛を注ぐ姿を帰依者に見せてくださったエピソードから始まり、いろいろな視点で意見が交わされました。気にかける人が家族などから広がっていくと、心が広くなり、自然と地域の方へのあいさつが増えたり、身近な人に優しくなったり世界や動物にまで愛が広がっていくのではないか、愛を広げるには、まず愛される体験や愛されていることに気が付くことが必要だと思う、ネガティブな記憶ばかり引きずっていては愛を広げることは難しく、自分が愛されてきたことに気づき愛の感受性を広げることで愛を広げることができるようになる、相手のそのままを受け入れることで自分との違いを見ることをやめることができるなどの話が聞かれました。昭和天皇陛下のエピソードから、自分のことを顧みずに万人の幸せを祈るという愛の生き方の話や、四つのリーダーのタイプとして、暴力で従わせるタイプ、ルールで従わせるタイプ、従いたいと思わせるタイプ、リーダーの存在を意識させずに幸せでいられるタイプが紹介されました。これにより、愛を広げる人のイメージが膨らみました。スワミが、「愛している」と「好き」の違いについて語ったエピソードや、個人は社会の一部、社会は自然の一部、自然は神の一部という御言葉から、体の一部である爪が自分の体を傷つけないように、自然の一部である人間は自然を傷つけずに自然の一部であることを認識するべきであるというエピソードも紹介されました。最後に、自然の中でヴェーダを唱えていると昆虫が体にとまってきたという体験から、自然との一体感やエネルギーを還元するという視点から、愛を広げることを考える話が聞かれました。

ヴェーダクラブでは、フードマントラの一語一語の意味をヨーガのポーズを参考にして体で表現しながら唱えるというワークショップが行われました。また、フードマントラとして唱えられる部分の前後のバガヴァッド ギーターの詩節の意味についても資料が紹介される予定となりました。

そして、ゲストによるプログラム「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」が行われました。ヴェーダを学ぶときやインターネットでインドの言葉を調べるときにデーヴァナーガリー文字が読めると便利です。今回は、簡単でわかりやすいデーヴァナーガリー文字の覚え方が紹介されました。例えば、「エー」という文字は、ガネーシャの一本牙が折れた顔に似ており、「エーカダンターヤ」の「エー」と覚えることができました。このような例えが、驚くことにすべての文字に当てはめられており、文字が読めるようになるだけでなく、神様の名前やエピソード、霊的な教えが随所に散りばめられていました。また、「カ」の文字を学んだ後に、カ行のすべての文字を発音するため、カ、カー、キ、キー、ク、クー、クル、ケー、カィ、コー、カゥ、カム、カハとなり、すばらしい発音練習にもなっていました。ヴェーダセミナーでも、ここまで詳しくすべての音を発音することは珍しく、貴重な機会となりました。最後は、デーヴァナーガリー文字を見ながら、サハナーヴァヴァトゥのヴェーダを唱えてしめくくられました。

バジャンとアーラティを捧げた後、夕食をいただきながら多くの方からいろいろな話を伺うことができました。5月には、同じ大きな会場で、楽器・バジャン練習ワークショップを今年も開催する予定が発表され、期待が高まりました。毎月の活動を大切にして、今後も歩んでいきたいと思います。

 


テーマ:「愛を広げる」~日常における愛とヴェーダの実践~

日時:2018/3/31(土)14:00~18:00

(13:30-14:00 ティータイム サットサング)

<プログラム>

・ゲスト紹介 Guest introduction
・スタディーサークル Study cercle
 「愛を広げる」 ~日常における愛とヴェーダの実践~
・ヴェーダ ワークショップ Veda workshop
 「フードマントラの一語ごとの意味とバガヴァッドギーター」
  word by word meaning of Food mantra and Bhagavad Gita
・ゲストワークショップ Workshop by the guest
 「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」Devanagari skript
・バジャン Bhajan

「デーヴァナーガリー文字入門ワークショップ」

デーヴァナーガリー文字は、ヴェーダなどのサンスクリット語やヒンディー語を表記するときに使われる文字です。ヴェーダを学ぶときやネットでインドの言葉を調べるときにデーヴァナーガリー文字が読めるとなにかと便利です。今回は簡単でわかりやすいデーヴァナーガリー文字の覚え方をご紹介します。

プログラム終了後、夕食の用意があります。

2018年05月09日|ブログのカテゴリー:2017, special program