特別ゲストとサイガーヤトリー マントラ

2016/5/28

 SSIOJ副会長をゲストにお迎えして、定例会を開催しました。
 スタディーサークルのテーマは、「心と感覚」で、資料は書籍「ブリンダヴァンの慈雨」(Summer Showers in Brindavan 1990)でした。カタ ウパニシャッドでは、人間の体、感覚、心、知性を、馬車の四つの部分にたとえて説明しています。絵が印刷されたワークシートを見ながら、スタディーサークルを行いました。我慢できないほどの腰痛と毎年戦っていた方が、あえて腰を痛い方向に自分から動かしてみたら、痛みと恐怖の心が引き離されて、苦しみが軽減し、やがて痛みもなくなったという体験談がありました。感覚と心と身体の関係について、気づきを与えてくれました。

 ゲストスピーチでは、はじめに英語の書籍「SAI THREE」をもとにサイスリーマントラについて詳しい説明をしていただきました。3つのマントラが生まれたエピソードは初めて聞いたものもあり、このマントラが特別なマントラであることをあらためて感じさせました。そして、三つのマントラのヤントラ(神聖な図)と、スワミが物質化されたという特別な写真の映像を見せていただきました。ヤントラの日本語解説表には、それぞれのマントラの内的意義とレベル、三つの原則と七つの価値、それらを取り巻くさまざまな霊的要素が説明されていました。定例会でバジャンの後に唱えられるサイスリーの意義深さを学び、本日はバジャンの前にガーヤトリーマントラとともに唱えました。

 スピーチではさらに、バガヴァンから人類に与えられたものとして、光明瞑想、スタディーサークル、御講話についてお話しいただきました。特に、バガヴァンご自身の言葉で語られた御講話を、バガヴァンご自身が教えてくださったスタディーサークルという方法で学ぶことの意義深さを学びました。日本全国のスタディーサークルの実践例、今後のビジョンを熱く語っていただきました。何よりもスタディーサークルが大好きな気持ちが強く伝わり、自分がサイセンターに通い始めたころ、スタディーサークルで語られるさまざまな体験や考えを聞くことが楽しみでしかたがなかった記憶がよみがえりました。

サイスリーマントラのヤントラ
2016年05月28日|ブログのカテゴリー:2016