●プラシャンティニラヤムからのニュース
   2001年6月8日   

ブリンダヴァンからの最新ニュース:

 朝のダルシャンはいつものようにすてきなものでした。 土曜日、日曜日に到着した帰依者達がどんどん押し寄せ、ブリンダヴァン全体が人で埋め尽されました。

ここ数日間の様々なトライーでの集会について:
 トライー集会の期間中のある日、サティアナーラーヤナ氏は話すことを求められました。(以前彼は全インド サイ オーガニゼーションの会長でした)。彼は、スワミの使命を国中に広めることに取り組んでいたので、国内のあらゆる場所でオーガニゼーションによってなされた様々な奉仕活動について雄弁に話しました。彼はサミティー(サイセンターに相当する組織)の活動に取り組むことを青年達に熱心に語っていました。既に設立された組織があり、その組織を強化するにはただ青少年たちが積極的に参加するだけでよかったからです。「もっともっと多くのメンバーが参加するように励ましなさい。お手本となりなさい」。彼は、そこの女性達とその貢献を賞賛しました。

 ナラシマムルティ氏は、冒頭でブリンダヴァンの女性達の働きとスワミへの献身と帰依を高く賞賛しました。男性については様々な職業上の苦労をスワミにとても率直に述べました。男性だけが持つさまざまな責任、家族をやしなうために働かなければならないということ等々、そういうたぐいのこと全部です。さらに卒業生達の理想を促進し、卒業生達が1月の初めに自分達の会議を開くことを認めて頂くようスワミに懇願したことを話しました。さらに男女の学生達の働きぶりを賞賛したあと、退場しました。

 別の日には、イギリスから来た一人の帰依者が熱のこもった魅力的な話しぶりで、スワミが娘を深刻な病気から救ったことやイギリスで起きたその他の奇跡を述べ、私達は大喜びしました。この人の名は、アジト ポパト氏です。この人はイギリスで並外れた働きを行ってきています。日付は覚えていませんが、別 の日には、裁判官のP.N.バガワティー氏が話されました。現在、強く切望されている国連の人権委員会の委員長です。まだボンベイと呼ばれていた頃のムンバイと、彼の家にスワミが訪れた時に話はさかのぼり、彼の人生の一歩一歩についてスワミのどのようなお導きがあり、裁判長にまでのぼりつめたかを話されました。(彼は30年に及ぶ帰依者です)

ある日曜日のトライーでのスワミの御講話

 スワミはハヌマーン(猿神)について話されました。 ある日は、ラーマに対するハヌマーンの深い尊敬と忠誠(自分自身は賢者(jnani:神の直接の体験をもつ者)であるにもかかわらず、疑い無く主人の命令に従うこと)についての御講話がありました。またある日は、大きな帰依心と五感のコントロールについての御講話もありました。その中で、スワミはこういうエピソードを語られましたハヌマーンがラーマ神の御名が聞こえるか確かめるためにシータ妃から頂いた首飾りを噛んでしまったこと、ラーマがあくびをするといつでも指をパチンと鳴らすという役割であったこと、サンジーヴェニ(sanjivini:ハヌマーンがラクシュマナを救うためにヒマラヤから採って来たという天界の薬草で、息を吹き返す効果 がある)という植物を山(ヒマラヤ)へ採りに行ったこと――。この猿のほうが近頃の人間よりはるかに人間らしい、近頃の人間たちは猿よりも猿的になってしまっている、とスワミはおっしゃいました。

 この期間中のどこかで、「感謝」について一連の御講話がありました。
もし青年が滞在中に吸収した良い感情や態度を普及させ、良いことを仲間や知人達に分かち合うことができるのであれば、青年がスワミに感謝を示すことになるのだとスワミは話されました。これをすることが、学生達が恩を返す、スワミの学校の学生としての唯一の責任です。

 スワミは、2001年6月1日、病床に伏す一人の帰依者(サーラ シャー夫人、インドゥラル シャーさんの奥様)に会うために飛行機でムンバイに行かれました。ムンバイにいる兄弟達はこのことで啓発されたことでしょう。スワミは夕方5時半頃ブリンダヴァンに戻って来られました。 そのうちに大学やその他の学校が始まりました。(記憶によれば、12クラスの結果 が公表され、スワミは全ての学生が第一クラスを獲得したことを公表するよう学長に指示しました。)

ブリンダヴァン校に任命された新しい講師

 私たちの同志の中の一人、シュリ サティア サイ プラカシュは、マサチューセッツ工科大学コンピュータ学科に1995年から1997年にかけて在籍し、卒業しました。そのプラカシュが数学部の講師としてブリンダヴァン校に赴任しました。(ご成功をお祝い申しあげます)。

近々ある待ち遠しい行事は、2001年6月10日、ホワイト フィールドの総合病院の25周年記念式典です。


寄稿:Tarun Chudasama





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