アーラーダナ マホーッツァヴァムに関するメッセージ


  SSO全インド会長からのアーラーダナ マホーッツァヴァム(マハーサマーディーの日)の前一か月間に行う集中的霊性修行に関するメッセージです。


オーム シュリ サイ ラム

アーラーダナ マホーツァヴァムは、バガヴァン シュリ サティヤ サイ ババ様の神聖な使命における最も重要な出来事の一つです。特に、2011年4月24日より前の一か月間は、神なる師がこの地上に留まられていた期間中の最も重要な時期にあたります。3月28日から4月24日までの一か月間、バガヴァンの肉体は強い痛みと苦しみを経験されていました。そして人々はなぜバガヴァンがそのようになさっているのか疑問に思っていました。しかしその答えは単純明快です。バガヴァンは人類の幸福のためにそうなさったのです。主イエスキリストが十字架にかけられたように、バガヴァンは大きな肉体的苦痛を引き受けられました。神なる師の生涯に起こったこの出来事を私たちはどのように考えるのでしょうか?

私は、自分自身を英知の光で照らすために、私たち全員が集中的な霊性修行に取り組むべき時期が、この一か月であると確信しています。なぜならば、それこそが、バガヴァンがこの種の苦しみを肉体レベルで引き受けられた目的であったからです。私たちの提案は、世界中のあらゆる場所で、すべてのサイ帰依者たちが一か月間、個人的な霊性修行に集中的に取り組む、というものです。これは、第一にバガヴァンに感謝を示すために、第二にバガヴァンとの思い出や記憶、バガヴァンが示してくださった犠牲を私たち自身の個人的霊性修行への動機づけとするために、そしてできるだけ早く蓮華の御足にたどり着くために、必要不可欠です。

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、SSIO会長のレッディー博士とSSO全インド会長の私は、この件について話し合いました。その結果、2016年4月24日に先立つ一か月間を、神聖な無条件の愛という精神に基づいて、バガヴァンがすべてをお許しになったように、人を許し、愛を与えるという形での個人的サーダナにすべての人が取り組む「与え許す一か月間」とすることにしました。SSO全インド事務局と国際SSO事務局は、世界中の全センターとインド全土の全サミティーに向けて必要な指針をお送りしました。私たちは、集中的に霊性修行に取り組むこの一か月が永遠に続き、英知を輝かせ完成形に到達するために全人類がこの特別な機会を活用することを望んでいます。

私たちは、この一か月の間に取り組むことができるさまざまな霊性修行を提案しました。「オーム シュリ サイ ラム」やガーヤトリー マントラを繰り返し唱えることもできますし、可能であれば、グループで集まって一緒に唱えたり、私たちがバガヴァンからいただいた祝福や栄光に輝く日々の思い出を語り合ったりすることもできます。また、文化プログラムを通じてバガヴァンの生涯のさまざまな場面を表現し、人々に披露するということも、この一か月間にわたる集中的霊性修行として取り組むことができるでしょう。個人レベルとしては、第一に、悪い習慣や自分の霊的成長を阻んでいる性質を確実に一つ手放すこともできます。第二に、家族で集まる機会を持ち、自分の両親や兄弟姉妹に愛を表現したり、家族全体のお世話をしたりすることもできます。第三に、この一か月間を通じて「常に助け、決して傷つけない、すべてを愛し、すべてに奉仕する」を日々の生活の中で行動に移すことができます。

私たちが選んだ道を進む上で、バガヴァンが私たちを導き、励ましてくださることをお祈りします。

兄弟姉妹の皆さん、共に集まり、蓮華の御足への捧げものとして、この「与え許す一か月」を永遠に続けてまいりましょう。

ジェイ サイ ラム

サティヤ サイ オーガニゼーション全インド会長
ニミシュ パンディヤ





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