プラシャーンティ ニラヤムにおける主な指針と行動規定
 

 

 「規制、規則、そしてセルフ コントロールが、真我顕現という目標への王道です。それらは、あなたを縛ったり、制限したり、統制したりするためだけにあるのではありません。オーガニゼーションがあなたに課する規定や規則を煩わしく思ってはなりません。規則は、あなたがた自身のためにあるのです。規則は、まさに創造の本質です。海はその境界や範囲を守ります。人間の肉体が健康であるためには、体温はいつも37℃に保たれなくてはなりませんし、心臓は一分間に一定数の鼓動を打たなくてはならないのです。」 ――ババ

 

 アシュラムでは、帰依者の方々が神聖な愛を育み、生来の神性を認識しようとするサーダナ(霊性修行)に励み易くするために、必要な規律の一環として、帰依者の方々に向けていくつかの指針と行動規定を設けております。アシュラム滞在の間、サーダナを促進するためにバガヴァン・ババのおそばに居るという機会を活かせるよう、皆様十分ご理解の上、これらの規則をお守りください。

 

1. 常に静寂を保ち、子どもたちの監督を怠らないでください。

2. 戸外や宿泊区域(室内を含む)において、グループや個人で大きな声でバジャンを歌うことは禁止されています。

3. 宿泊施設内でトランジスターラジオやテープレコーダーをかけて、他の人の迷惑になるような音を立てないでください。

4. 清潔で、派手すぎない、落ち着いた服装をしてください。

5. あなたの時間を、霊的な活動や自分自身のサーダナに捧げてください。

6. 喫煙、賭け事、飲酒、非菜食(卵を含む)、及び麻薬の使用は、アシュラム内では固く禁じられています。

7. 男性と女性は、互いに部屋やホール(シェッド)を訪ねたり、一緒にいたりしないようにしてください。

8. 自分の部屋やホールに、知らない人を入れないでください。また、部屋にもベランダにも、宿泊管理事務所の許可なく他の人を住まわせないでください。アシュラムの外に滞在している人が許可なく部屋やホールに立ち入ることはできません。

9. 部屋やホールを清潔に保ってください。室内で料理をすることは禁じられています。

10. 電気と水の使用は必要最小限に抑えるようご協力ください。部屋を出る時には、水道の栓をきちんと閉めて、明かりや扇風機のスイッチを切ってください。

11. 電気ストーブやヒーターなどの電気器具の使用は禁止されています。

12. 部屋を留守にする際には、室内の蝋燭や線香の火が消えていることを確認してください。

13. 個人の持ち物は、各自が責任をもって管理してください。部屋の中で眠るときは、中からドアにかんぬ きを掛けてください。部屋に誰もいなくなる時は、必ずドアに鍵を掛けてください。

14. どの部屋においても、鍵の掛かっている所を開けようとしないでください。

15. 滞在を終えて部屋やホールを退出する際には、掃除をしてください。鍵は、その部屋に次に入ろうとする人に渡さず、必ず宿泊管理事務所に返却してください。

16. ベランダや公の場所で衣服を干さないでください。

17. 午後9時には、すべての電灯を消してください。消灯時間後は動き回らないようにしてください。

18. バガヴァンに近しいと主張する人や、バガヴァン・ババの内なるメッセージや特別 な祝福を受けているなどと主張する人に、絶対に関心を示さないでください。

19. 知らない人と交流したり、住所を交換して友達になろうなどと誘ったりしないようにしてください。

20. アシュラムの中では、宿泊や食事などのサービスを除いて、いかなる金銭も差し出すよう求められることはありません。詐欺や、寄付を募る人に注意してください。

21. 外国人による個人または組織(プラシャーンティ・ニラヤムのシュリ・サティア・サイ中央財団やシュリ・サティア・サイ医療財団など、特別 に認可された団体を除く)への寄付は、いかなる目的においても、現金あるいは物品にかかわらず、国の法律によって禁止されています。

22. アシュラムを清潔に保つよう努めてください。つばを吐くなどの不潔な習慣はやめてください。

23. プラシャーンティ・ニラヤム内で写 真を撮ることは禁止されています。カメラ、テープレコーダー、トランジスターラジオなどをマンディール(神殿)へ持って来ないでください。

24. バガヴァンの御足に触れようとして進み出ないでください。ダルシャン中は、動き回ったり物音を立てたりしないようにしてください。(注:2001年7月よりパダ ナマスカール(御足に触れる礼拝)は禁止されています。)

25. 滞在者はなるべく、キャンティーン(アシュラム内の食堂)を利用してください。キャンティーンの食事は、帰依者によって、帰依者のために、衛生的に調理されています。

26. 滞在者はまた、認可されたポーター、洗濯屋、使用人などによるサービスのみを利用し、定められた料金だけを支払ってください。

27.  プラシャーンティ・ニラヤム内の部屋(アパート)は、いかなる個人の所有物でもありません。

28. 事務所は、すべての訪問者に対し、部屋を割り当てたり滞在を拒否したり、またすべての部屋やホールについて、滞在者に理由を説明せずに退出するように要求する権利を有します。


 
 
 
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