子供のサティアは利発な可愛いい5歳の少年に成長しました。そして、学校へ通 い始める時が来ました。ある日、コンダマ ラージュによって博識な学者が家に呼ばれ、サティアの勉強が始められました。その学者がサラスワティ(学問の女神)のシュローカ(詩)やその他のサンスクリット語のシュローカの朗誦を開始したとき、子供のサティアはそれら全てのシュローカの残りの部分を朗誦し、その学者とコンダマ ラージュをびっくりさせました。 それからサティアは近くの村の学校に入学が認められました。毎日数人の友達が彼の家にやってきて、みんなで一緒に学校へ通 いました。クラスの先生は子供たちがスレートと鉛筆だけしか持って学校に来ないのを見てがっかりしました。その先生は生徒に何か野菜を持ってくるように言い、もし持ってこない場合には授業を受けさせないと言いました。クラスではサティアが他の生徒より秀でていました。彼はどんな問題にも答えることができ、間もなく仲間やその他の人からの尊敬を集めるようになりました。 このような学校生活が続く間、コンダマ ラージュが家でサティアにプラーナの教えや、クリシュナ アバターの物語について話しました。子供のサティアはクリシュナについての彼の知識を示すことによってコンダマ ラージュやイーシュワランマをうっとりとさせました。サティアはまた彼らに対してクリシュナが一掴みの土を食べたときにどのようにしてヤショーダが赤い手の赤ん坊のクリシュナを捕まえたか、どうしてクリシュナが土を食べていないと嘘をついたか、そして口を開けるようにと言われたときに、どのようにしてクリシュナがその口の中に全ての14世界を表したか等々について話しました。サティアはまた彼らに対して彼らがはっきりと知らない神の化身としてのクリシュナの目的について話しました。 ある日学校でサティアはストライキを先導しました。彼及び他の生徒はそれぞれ野菜を手に持って教室に入らないで教室の外に立ち続けました。そこにやってきた校長先生が彼らにその理由を尋ねました。彼らは校長先生に担任の先生が野菜を持ってくるようにと言ったことを告げました。ちょうどその時に担任の先生がそこにやってきて、校長先生から叱られました。担任の先生はそこで生徒たちを教室に入れてから、今後はもう野菜を持ってくるように頼まないと話しました。 家で、ある晩、コンダマ ラージュが寝ているサティアを見ていると、サティアが急に子供のクリシュナ神に変身して見えてきました。(コンダマ
ラージュはサティアがほんの小さな子供の時からサティアを子供のクリシュナとしていつも見ていました)コンダマ
ラージュは畏敬の念に打たれ歓喜の涙を流しながら寝ているサティアのそばに座り続けました。サティアは何も気付かなかったかのように目覚め、おじいさんがそばに座っているのを見ると再び眠りにつきました。 |
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