サイババはシルディに腰を落ちつけることにしました。古いモスクの外の有名なニームの木の下に座り、モスクの中で寝ました。ババが年を重ねるごとに、帰依者がどんどん増えていきました。シャーマやラクシュミ
バイといった帰依者がいつもそばにいました。帰依者達はかわるがわる孔雀の羽のうちわでババを扇いでいました。
ババは神以外のすべてのものははかないものだと教え続けました。他にも次のような講話をしました。
「人や動物が何か欲して近寄ってきたとしても無礼に追い返してはいけません。
優しく受け入れ、然るべき敬意と愛を持ってもてなしなさい。愛はまさしく神です。喉の渇いている人に水を与え、飢えている人に食べ物を与え、裸の人に服を与え、知らない人に座って休めるようにあなたの場所を与える時、神は喜びます。
もし誰かがあなたにお金を要求し、その時貴方があげたいと思わなかったなら、断りなさい、但し犬のようにどなりつけてはなりません。他人から悪口を言われても、気にしてはいけません。これらのことにいつも寛大であるならば、きっと幸せでいられるでしょう。」
帰依者達は「オーム シュリ
サイ ジャヤ ジャヤ サイ」とバジャンを歌い、最後にはアルティを捧げました。
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