サイババの御言葉

日付:2004年2月18日・場所:プラシャーンティ ニラヤム サイ クルワント ホールにて
バガヴァン シュリ サティア サイババによる

マハー シヴァラートリー 夕方の御講話

 

 

愛の化身である皆さん!
 バーラタ(インド)の太古の文明の栄光は言葉では言い尽くせません。バーラタの輝かしい伝統はインドの住民のみでなく、全世界が誇りにするべきものです。しかしながら、時の経過や、増大する西洋文明の影響のため、この偉大な伝統は忘れ去られています。例えば、プラバーヴァ、ヴィバーヴァ、シュークラ、プラモドゥータ、プラジョーッパティ、等のヒンドゥー暦(註:木星の公転周期をもとに作られた60年周期の暦、60の年から成る)の各年の呼び名は深い意味をもっています。しかし、人々はこれらの名前を忘れ去り、一月、二月、等から成る西洋のカレンダーに従っています。

(御講話を続けておられたバガヴァンは、アートマ リンガムの出現が近づいて苦悶の表情を見せ始められました。バガヴァンは席につかれ、学生にバジャンを歌い始めるように合図をされました。少し経って、黄金のリンガムがバガヴァンの口から出現し、バガヴァンはすべての人が見えるようにそれを高く掲げられました。それから、バガヴァンは少しの間インタビュールームに入られ、そこでもう二つのリンガムが出現しました。その後、バガヴァンは演壇に戻られ、御講話を続けられました。)

リンガムを物質化するサイババの写真
サイババは毎年シヴァラートリー祭にリンガムを物質化される
http://www.sssct.org/Photos/2004/pages/shivaratri_evening.htm

何が起ころうとも、この肉体には決して危険は降りかかりません。実際、この肉体は大きな負担から今、解放されたところです。過去二ヶ月間、この身体にはまともな食事も栄養も与えられていませんでした。リンゴードバヴァム(リンガムの出現)のプロセスが進行している間、もちろん、この肉体はある程度の負担を感じました。しかし、それを心配する必要はないことを私は皆さんに保証します。私はこの肉体を皆さんにささげています。この肉体を管理するのは皆さんの責任です。

学生たちが私の健康について大変気を揉み、深く心配していたことを私は知っています。私だけが私の学生たちの気持ちを理解できるのです。事実、私の学生たちは私の生命の息吹です。学生たちはスワミのために自分たちの命そのものを犠牲にする覚悟でいます。私もまた、彼らのために私の命を犠牲にする用意があります。

愛しい子どもたちよ! あなたたちがどこにいようとも、私はあなたたちを護ります。私は私のすべての時間をあなたたちのために使います。私のただ一つの目的はあなたたちが常に幸せでいるように見守ることです。この肉体にはいかなる危険も降りかかることはありません。このことを確信しなさい。皆さんがどこに居ようとも、常に神を忘れずにいなさい。いかなる仕事をするにあたっても、それをスワミの仕事と考えなさい。私は常にあなたたちが幸せであるように面 倒を見ます。実を言うと、あなたたちの両親でさえ、あなたたちの気持ちを私ほど理解し、正しく評価することはできないでしょう。私の愛しい「黄金(バンガルー)」である子どもたちよ! あなたたちが人生において向上し、高い地位につけますように。

今までに起きたことは、もうすべて起きてしまったことです。過去は過ぎてしまったものです。肉体のために苦しむのはよくあることです。それは過ぎ行く雲のように来ては去ります。ですから、今日から、あなたたちの心配をすべて捨て去り、幸せになりなさい。あなたたち皆が試験で素晴らしい成績がとれるように祝福します。私がここにいるのになぜ恐れるのですか? 私は常にあなたたちと共にいます。私にはあなたたちの心の中以外に住む場所はありません。実際、あなたたちの心が私の住むところです。

さあ、行きなさい。夕食を食べ、戻って来て、夜通しバジャンを歌いなさい。私は夜の間にもう一度戻って来ます。

 

出典:http://www.sssct.org/Discourses/2004/shivaratri.htm
翻訳:サティア サイ出版協会


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