サイババの御言葉
質疑応答 第3集
(Sai Questions & Answers Part3)

 これらは、36人のサイネットの帰依者たちが協力して、「サイ引用辞典」からの引用を、大変読みやすいインタビュー形式にまとめたものです。

問:スワミ、スワミもお腹が空くはずです。けれども、私はスワミがなにかお食べになるのを一度も見たことがありません。

サイ:私にとって、あなたのアーナンダ(至福)が私の食事です。(1) 私はそれ以外の食物はまったく必要としません。 私はアーナンダ・スワルーパ〔至福の化身〕です。 私の本質はアーナンダです。(2)

問:では、スワミはお眠りにはなりますか?

サイ:もし、私が休息を必要としたなら、私は化身しなかったでしょう。(3) 私は夜、眠りません。私は過去に化身したときの出来事を回想し、思い出が胸を横切ると心の中で一人笑いをします。(4) 私は夜中に電気を消してベッドで横になりますが、それは、電気をつけていると帰依者たちが集って来るからです。(中略)人々は、ババは午後4時まで休息をとっていると思っています。いいえ、ババは休みません。ババは決して疲れません。ババはいつも働いています。 (5)

問:時々他のどこかに旅行して、そうしたすべてから逃げ出したくはなりませんか?

サイ:私にはどんな場所も見る必要はありません。私はつねにすべての場所に存在しているのですから!(6) 私が、気分転換や、気晴らしや、旅行をしたいという欲に動かされることはありません。(7)

問:スワミは、ここにいる人すべての手によってもスワミの仕事を終えることはできないのではないか、といった心配はなさらないのですか?

サイ:私は心配とは無縁です。私は、他人によってもたらされるどのような困難も、非難も、圧力も意識していません。(8) なにものも、私を妨害すること、私の心を乱すこと、こうして人間の姿をとった私に影を落とすことはできません。(中略)私のサンカルパ〔神の意志〕は成就されなければなりません。私の仕事は成し遂げられなければなりません。私の使命は果 たされるでしょう。(9) ときに、私は一挙に10のものごとを達成することができるまで待つかもしれません。(中略)けれども、私の言葉が果 たされないことはないでしょう。(10)

問:スワミは四六時中働いていらっしゃるにもかかわらず、とても穏やかに見えます。

サイ:私には固守すべき時間割りはありませんし、どのような法も私を縛ることはできません。私は究極の存在であり、そこからすべてが生じ、その中にすべてが保持され、その中ですべてが滅ぼされるのです。(11)

問:私はどうしたらスワミのそうした側面 を知ることができるでしょう?

サイ:プラシャーンティ・ニラヤムに滞在し、私と共に動き、私の組織と私の生活様式を体験しなさい。私に耳を傾け、私を見なさい。そして、自分の結論を出し、中に入って深さを知り、食べて味を知りなさい。(12) 解脱のためにアヴァター〔神の化身〕を利用する方法は、アヴァターの一歩一歩を見、アヴァターの行いと活動を観測し、入念に作られているアヴァターの人生という指針に従うことです。アヴァターの愛と慈悲と英知に注目し、それらをあなたの人生に取り入れるよう努めなさい。(13)

問:私はスワミを見るだけでなく、スワミの助言を注意して聞くべきなのですね?

サイ:私があなたに与えた助言に従いさえすれば、あなたはアーナンダム〔至福〕を得ることができます。私の言うことすべてを注意深く聞いてハートに留めているように、と私がうるさく言うのはそのためです。(14) 私の英知を信用しなさい。私は間違いを犯しません。私の不確実性を愛しなさい! というのも、私の不確実性は間違いではないからです。 それは私の意図であり意志なのです。覚えていなさい。私の意志なくしては何事も起こらないということを。心穏やかでいなさい。〔神を〕理解したいと思ってはなりません。理解を望んではなりません。理解を放棄しなさい。理解を要する必要を放棄しなさい。(15)

出典:
(1) Sathya Sai Speaks, I, 179.
(2) Sathyam, Sivam, Sundaram, III, 64.
(3) Sathya Sai Baba: Embodiment of Love, 216.
(4) Life of Bhagavan Sri Sathya Sai Baba, 10.
(5) 『サティアサイババとの対話』p79
(6) Sathyam, III, 25.
(7) LBSSSB, 124.
(8) Sanathana Sarathi, 33, Sept. 1990, 245.
(9) SSS, I, 95.
(10) SSS, I, 189.
(11) Sai Vandana, 142.
(12) LBSSSB, 202.
(13) SSS, VI, 167.
(14) SSS, I, 15.
(15) Sathyam, III, 43.

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