スタディーサークルを楽しく活性化させるグループワーク

2018年9月1日(土)

クリシュナジャンマシタミー特別プログラムを、いつもより時間を拡大して開催しました。ヴェーダクラブでは、ヴィシュヌ神の化身であるクリシュナの降誕祭ということで、ヴィシュヌ ガーヤトリーマントラを練習しました。聞きなれた言葉も含まれている2行ほどのヴェーダですが、難しい発音もあり、繰り返し唱えました。

その後、先日の関東サイユースの活動でも紹介されていた、スタディーサークルを楽しく活性化させるグループワークを10分ほど行いました。「最近食べたおいしい食べ物」から「好きな御言葉」までいくつかの質問を、ゲーム性のある方法で発表しました。そしてその後、クリシュナはドワーパラユガに愛と平安を育むために化身したという御講話を紹介して、スタディーサークル「愛と平安」を1時間15分行いました。

特に平安についていろいろな視点からの意見が出ました。肉体を去る瞬間にこの「平安」を感じることが目標である、たった今唱えたヴェーダの後の静寂にそれを感じた、平安は騒音や忙しさにあふれている現代社会と対照的なものであり一般的にはあまり認識されていない概念とも言える、夜明け前の大自然の中や海の波から聞こえるオームの音にそれを感じる、自分の苦しみへの理解・共鳴を他者から得らると大きな安心を得られるなどの話がありました。どれだけ自分を攻撃、避難する相手に対しても、深いところで相手の幸せを願う平安な心があるという発見や、苦しいときにはスワミにひたすら話しかけて神にしがみつくという態度、どんな出来事でも自分にとってよいことであると思う態度について、多くの苦しい体験を経て自然に感じるようになったという体験談がありました。このような体験談を本人から聞くことができるのが、サットサングで一番啓発される瞬間です。それぞれの人生がそれぞれの人のメッセージになり、その愛のメッセージを広げてくれていると感じました。

クリシュナの物語を描いた絵がたくさん紹介され、祭壇にクリシュナの写真を飾り、バジャンとアーラティが捧げられました。

2018年09月01日|ブログのカテゴリー:2018