サイラムニューズ　NO.71
心を神で満たしなさい。そして子供たちに神を伝えなさい。　−ババ
	バルヴィカスの目的 　サイババ様の御教えは、子どもたちの真の自己がアートマであること、すべての創 造物の一体性、そしてすべての人々を繋ぐきずながあることを示しています。子ども がすべての人に対して愛といたわりをもって成長することが願いです。 　バルヴィカス教育の目的を達成するために、バルヴィカス綱目が用意されており、 ５つの主な柱である、真実、正しい行い、平安、愛、非暴力を基盤として、倫理的、 道徳的、精神的価値を成長していく子どもに繰り返し教えます。 　すべての信仰の一体性を生徒たちに印象づけることによって、父なる神と人類の兄 弟愛の精神を促進させます。 　バルヴィカスの目的は３つあります。 １、創造的な自己形成の過程を促進する。 ２、生徒のもっとも良い長所を引き出し、社会に認められる手助けをし、それによって社会が相互の愛と協力のもとに発展するような手助けとなる。 ３、子どもが、将来サティア サイ オーガニゼーションでの、理想的な奉仕者や教師 となれるような、正式な教育の場としての機能を果たす。 　授業では、祈りの暗唱、バジャン、神の御名を繰り返し唱えること、静寂（黙想） 、物語を聞くこと、グループ活動といった方法を通して子どもたちの内にある霊的な自己を目覚めさせます。 　バルヴィカス教育のプログラムについて、その意図と内容をご理解いただけるよう に、今回はインドで発行されている、『シュリ サティア サイ バルヴィカス マニュ アル』から抜粋してお伝えいたします。 なぜ、バルヴィカスか？ 　今日の学校教育は、子どもを育てるということのうち、１、 身体の発育と、２、 知的能力の発達のみを提供しているため、完全ではありません。そこで、足りない部分を補うために、インドや海外でバルヴィカスの教育プログラムが導入され、子どもの人間性の全体的な育成―身体と知的能力だけでなく、情緒、心理、精神、霊性、 道徳的能力の育成も含めて―を可能にしました。 　バルヴィカス教育は、教育の最終目標は人格形成であるという信念に基づいていま す。 　さらに、バルヴィカス教育は、両親や子どもが一緒になって、毎日の生活で霊性を活発に実践できる方法を提供し、個人の家庭においても、家族の霊性修行に適した雰囲気を促進させます。 ●クラス分け 幼児クラス（３〜５歳）、低学年クラス（６〜１０歳）、高学年クラス（１１〜１５歳 ）、青少年クラス（１６〜１８歳） 　各センター・グループにて準備が整い次第、教室が開始される予定です。東京セン ターでは、４月に本格的な教室が開始されます。２月から所定の申込み書により、参加希望を受け付けています。詳細は最寄りの各センター・グループへお問い合わせください。 私たちの目的は、理想的な行いをするようにしつけながら、子供に習慣を身に付けさせることです。子供の教育とは、単に情報を詰め込むことではなく、子供を変容させることです。 ―ババ

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