4月3日(日)ヴェーダ初級クラス、中級クラス
4月3日(日)のヴェーダクラスは以下を予定しています。
●ヴェーダ初級クラス(B1階)
サイ ガーヤトリー
ヒンドゥー教では、神々を対象とする、165種類以上のガーヤトリー マントラが存在すると言われています。マントラによって祈る対象は異なりますが、主軸となるマントラの形は変わらず、全て同じ個所で、神々の名前や属性を称する言葉が入れ替ります。異なるガーヤトリー マントラにおいて共通するのは、ヴィッドマヘー(知る)、ディーマヒ(瞑想する)、プラチョーダヤート(啓蒙する)といった言葉です。 サイ ガーヤトリーは、スワミ(サティヤ サイ ババ)を対象とした、ガーヤトリー マントラです。サイ ガーヤトリーの由来や効験については、サイ ガーヤトリーについてをご覧ください。
クシャマー プラールタナー
このマントラはヴェーダに収められているマントラではありませんが、ヴェーダの練習会やチャンティング(詠唱)の終わりによく唱えられるマントラです。クシャマーとは「寛容」を意味し、プラールタナーは「祈願」を意味します。ヴェーダの詠唱中につづりや抑揚を間違えるなら罪を負うことになると言われています。すべての間違いをお許しいただけるよう、最後に詠唱の果実を捧げながらこの祈りがなされます。
●ヴェーダ中級クラス(B2階奥のお部屋)
ナーラーヤナ スークタム
この讃歌(スークタム)は瞑想について説明しています。瞑想の前にこのスークタムを唱えて意味を黙想すれば、深い瞑想に入る助けとなります。最初の数行は神の栄光について語っており、その後、どこを瞑想すべきか、そしてどのように瞑想すべきかについて述べています。瞑想中に心をどのように誘導したらよいかについて、段階的なプロセスを踏んで説明されています。