(1)チュンナバドラ高水位運河


 チュンナバドラ高水位運河は、一年のうち5〜6カ月間、満水となります。年間を通して供給を確実にするために、夏季用貯水槽に水を貯えておく方式を想定しています。夏季用貯水池には、運河よりポンプによって水が送られます。

夏季用貯水池の大きさ

場所
大きさ(平方m) 
面積(概算)
B.K.サムドラム
  550×450 
25万平方m
コンコドラ 
 600×455 
27万平方m
B.パプール  
 385×255 
10万平方m
ヴィダパナカル
  280×280  
8万平方m
ドネーカル
280×375
11万平方m
ゴーデセラパリ
475×450
21万平方m
アナンタプール町用
550×450
25万平方m
B.K.サムドラム−II
(参考:日比谷公園16万平方m)
 
各夏季用貯水池の深さは4mです
              

art1

(2)集水井戸

 集水井戸とは、河床に掘られた直径5mほどの井戸のことです。図のように、集水井戸からの水は、ポンプで集合井戸に送られます。ここから再びポンプで重力式貯水槽に送られ、直径600mmのA.C. パイプの中を通り、重力で(自然に)給水網へと流れていきます。

art2

(3)ペヌー アオビラム重力式ダム

 ペヌー アオビラム重力式(PABR)ダムからの水は、浄水処理場に送られます。最初の処理の後、ポンプで小高い丘の上の重力式貯水槽へと送られます。水は直径600mmのパイプを通り、給水網を通じて各地へと流されます。

art3

(4)地域的な水源

掘り抜き井戸などの地域的な水源より摂取された水は、高架貯水タンクなどにポンプで送られ、給水網へと流されます。

art4

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