私たちの目的は、理想的な行いをするようにしつけながら、
子供に習慣を身につけさせることです。
子どもの教育とは、単に情報を詰め込むことではなく、
子どもを変容させることです。

"Divine Guidelines to Bal Vikas" 1990, p.193-194 より


バル ヴィカスの概要

1)参加資格

  • 原則として、サイの帰依者のお子さまであること
  • 参加について、保護者の了承があること
  • 保護者の方が、サティヤ サイ センター・グループの定例バジャンや奉仕活動に参加していること
◇お子さまの送り迎えは保護者の責任にてお願いいたします。

2)費用

  • 学費は無料です。

3)スケジュール

  • 月1回、60−90分間行われます。
  • 詳細は教室のご案内をご参照ください。

4)主な授業内容

  • ヴェーダの吟唱
  • ジャパ(神の御名を繰り返し唱えること)
  • バジャン
  • ババ様のお話と御教え
  • ラーマーヤナ、マハーバーラタ
  • 静寂・黙想・光明瞑想
  • ガーヤトリー マントラ
  • サイ トゥリー マントラ
  • シャンティ マントラ
  • 108の御名
  • スップラ バータム
  • アルティについて
  • ヴィブーティについて
  • さまざまな神様について
  • さまざまな宗教について
  • お祭りの意義について
  • その他霊性について
    (幼児・低学年のクラスはバジャンと道徳的物語が中心になります)

5)授業構成

バル ヴィカス教室の基本的な構成は次のとおりです。

  1. お祈り、マントラ(5分)
  2. 物語(20分)
  3. グループアクティビティ(20分)
  4. ヴェーダ(20−30分)
  5. バジャン(10分)
  6. 瞑想(5分)
  7. 終了の祈り(5分)
  • お祈り: サイ センターで使われている祈りの言葉とマントラを使います。
  • バジャン: サイセンターで歌われているバジャンを歌います。
  • ジャパ: 「オーム シュリ サイ ラム」や「ガヤトリー マントラ」を繰り返し唱えます。
  • 静寂(黙想): 低学年以下は黙想、高学年以上から光明瞑想を教えます。幼児クラスでもごく短時間ですが静寂の時間をもちます。
  • 物語: ババ様ご自身の物語やババ様の御講話に出てくる話、ラーマーヤナ、マハーバーラタ、ババ様の御教えに関する話が中心となります。
  • グループ活動: ゲーム・芸術活動・話し合い・実習・復習など、その日のテーマに基づいた活動をします。

6)年間カリキュラム― 2001年度 東京クラスの例

  • 新年度開始・イーシュワランマ祭
    1学年度は5/6から翌年5/6です。インドで子どもの日として祝われているイーシュワランマの日からバルヴィカスの新年度が始まります。この日に一年間の頑張りを称えて年度表彰式を行い、表彰状と記念品をいただきます。また、劇や歌などバルヴィカスで学んだことをみなさんに発表します。2009年は低学年クラスによる菜食ワークショップや高学年クラスによるバーガヴァタムより「星になったドゥルヴァ」の劇を披露しました。
  • 4月 
    学年が変わるのにあわせて、バル ヴィカスのクラスが変わる子供たちもいます。
  • イーシュワランマ祭
    サティヤ サイ ババ様のお母様であるイーシュワランマを記念するこのお祭りは「年少者のセヴァ サーダナ」の日でもあります。2001年はお祭りのプラサードの準備をお手伝いしました。
  • バル ヴィカス キャンプ 
    「常に助け決して傷つけない」というババ様の言葉を学ぶことのできる、1泊2日のキャンプです。2009年は横浜センターで『マイライフイズマイメッセージ・サティヤサイババ愛の神様』というテーマで御教えを学びながら全国のお友達とも交流を深めました。またキャンプ中はみんなでよいもの、よいことを見つけるようにし、最後にグループごとに発表を行いました。
  • 御降誕祭        
    開会式では幼児クラスから高校生クラスまで一緒にヴェーダの吟唱とバースデーソングを歌いながら、そして高学年の男の子が4人で大きなババ様のお写真を持ちながら入場行進をしました。
  • クリスマス        
    みんなで賛美歌を元気よく歌い、サンタさんとトナカイさんからプレゼントを頂きます。
  • 年度修了式        
    サティヤ サイ ババ様のご降誕祭に、バル ヴィカスの年度修了証授与式が行われます。2001年はみんなで「五大元素」をテーマにした劇を上演しました。

7)保護者の役割について

  • 授業で教えられたことは、保護者、特に両親がその教えを支持し、日常生活の中で実行されて初めて効果があります。バル ヴィカス プログラムでは、保護者もサイ センター・グループのさまざまな活動に参加し、九つの行動規定を守り、家庭における子どもの振る舞いを監督することが求められます。
  • 子供たちの授業中に、保護者も一緒に集まって子育てに関する勉強会をします。(会場の都合により、保護者の勉強会を実施していないクラスもあります。)
  • 朝と食事前、就寝前に子供といっしょに祈りを捧げることが求められます。
  • ババ様は五感から取り入れるものすべてが食物です、とおっしゃっています。日常生活の中で子供たちの五感(目・耳・舌・鼻・皮膚)に触れるものについて、まず保護者が気を配るようお願いします。
  • 出来る限り肉、魚、卵を使用しない菜食を実践できるように心がけてください。
  • サイ ババ様の本を継続的に読み、御教えを学ぼうと心がけること。助けや導きを神に求めること、神を変わらぬ友とみなすこと。日々のジャパ、瞑想、バジャン等サイ ババ様が定められた霊性修行を実践するよう心がけてください。
  • その他、申込書内容をご参照ください。(申込書につきましては、各サイ センター・グループのバル ヴィカス担当者、もしくはSSOJ教育部までお問い合わせください。)





バル ヴィカスの目的

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