エピソード・体験談

プリズンブレイク! ~ニュージーランドの刑務所でサイの愛が壁を破る~

ラジオ サイ ジャーナル 第六巻第三号 二〇〇八年三月号より(英語記事)

ビルとアーサーは刑務所にいる囚人です。彼らは、刑務所でスワミを知りました。ピーター フィリップス氏は刑務所のカウンセラーで、この二人の受刑者にアヴァターのメッセージを伝えるための神の道具として選ばれました。

ピーターはスワミとのインタビューで質問しました。
「あなたのメッセージを、キリスト教徒にどのように伝えたらいいでしょうか?」
スワミは答えました。
「サイ ババを教えるのではなく、イエス キリストを教えなさい。しかし、イエスが普遍的な愛を教えたことを教えなさい。」

アーサーは、毎朝スワミが唱えるガーヤトリーマントラのCDといっしょにマントラを唱え始めました。それからすぐに、スワミは彼の監房を何回も訪れ始めました。自分の意志で彼は菜食主義者になり、食事を変えるために刑務所の管理スタッフとバトルを繰り広げました。

アーサーは2007年のクリスマスに、囚人たちへ配るために、刑務所内の食堂でインスタントラーメンを購入しました。しかしお金が足らず、全員へ配るには数が足りませんでした。アーサーは、クリスマスの三日前から断食をしていました。そして瞑想中にスワミが彼の前に現れたのです。

「(グループ内の受刑者全員に)ラーメンを配りなさい、(全員に行き渡るだけの)十分な量があるだろう」

スワミは、こうおっしゃいました。

アーサーは、クリスマス当日にインスタントラーメンを配るのを手伝ってくれないかと、ピーターに頼みました。そして二人はあることに気づきました。