サイババ様の御言葉です。
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すべての人が
良い経験をしたいと望んでいますが、
良い経験を得るためには
どうしたら
自分自身を向上させることができるか、
どうしたら
自分の心を変容することができるのかは、
考えていません。
人生の早い時期から死の直前まで、
人は皆、ただ尋ねるばかりです。
「自分はこの人生から
どんな利益を得られるのか?」
「自分はこの人生から
どんな喜びを得られるのか?」
「自分はこれら一切から
どんな利益を引き出すことができるのか?」
しかし、
これらの質問の別の側面を
考えることはありません。
「自分はどうしたら
世界の役に立てるのか?」
「自分はどうしたら
社会の役に立てるのか?」
「自分が接する人々に
自分はどんな良いことができるのか?」
といった質問はしないのです。
人は自分の喜びと利益のためだけに
時間を費やしています。
この状況を正しく探求して理解するなら、
人はいつでも自分のために
何かを手に入れる用意、
受け取る用意はできている、
という結論に達するでしょう。
これは人生に対する自分勝手な態度です。
人々は喜んで
他人に何かを与えたり、
手渡したり、
寄付したりする気がありません。
けれども、
人生は一方通行ではありません。
人は、与え、受け取る心構えをすべきです。