皆、スワミのところにやって来て、
「ラージュ、どうか僕たちにアルファベットとその読み方を教えてよ」
と言いました。スワミは二つ返事で同意しました。コンダマ ラージュはこのことを快く思わず、
「ラージュは日中とても忙しく働いていて、休む時間は少ししかない。なのに、おまえたちはラージュの荷をさらに重くしようというのか」
と言いました。スワミは間に入って、
「僕の使命はみんなを幸せにすることです。この人たちに教えることはまったく問題ではありません。僕はおじいちゃんを困らせたり、面倒をかけたりすることなく授業をします」
と言いました。
2000年5月29日
夏期講習の御講話より
https://sathyasai.or.jp/d/d_20000529.html