体験談124

2020年10月12日

男性(山口)

幸せというよりも満足感についてです。

私の両親はもうすでに亡くなったのですが、両親が存命中は両親に対して自分の能力の限りのことをしてきたと思います。

両親とも晩年は病院に通ったり入院することはあったのですが、養護施設に入所することはなく、結果的に家で亡くなったというような状況でした。

それは両親共に望んでいたことで、私の負担は確かにあったのですが、親の望みを叶えることできましたので、私自身も今となっては深い満足を感じています。

人は何かなすべきことがあってこの世に生まれてきますが、両親の最期を見送ること、このことだけで私の人生の4分の3は成就したと思うほどです。

「あなたが母親を敬うなら、全宇宙の母があなたを災いから守ります。あなたが父親を敬うなら、万物の父があなたを守ります。」というスワミの保証がありますが、多分これは真実なのでしょう。この満足感は一時的な幸せというより、持続する至福に近いと思います。

ジェイサイラム