体験談159

2020年10月24日

男性(長崎)

幸せな人は、「幸せとは何」と問われも、文字で表現するのは難しいと思います。
なぜなら比較する「不幸」がないからです。
それは良いことだと思います。
一方、苦難にあった私は、その反動で幸福を具体的に求めます。
スワミは言われます。
「あなたが他の人を助けるなら、神は、あなたを助けるでしょう。」と。

BeHappy95に寄せられた帰依者の方の無私の奉仕には、神の恩寵が豊かに注がれるでしょう。
私は身をもっての奉仕の環境にないので、「幸福の祈り」が今の奉仕です。
私の幸福は、神の言葉に従って生きることです。
それは安全に対岸に導いてくれるでしょう。

スワミに帰依していた私が43歳のころの出来事です。
当時、家族4人でした。
子供はまだ低学年でした。
3DKの社宅は入居者が少なかったので、家族持ちは2世帯分、つまり2戸を借りることができました。
ベランダを通路にして戸から戸へ行き来ができました。
子供2人は、それぞれ自分の学習部屋を持ち、寝るときだけ子供は一緒でした。
私も、専用の部屋を持つていました。
冬のある日、夜寝ようと自室を出たとき、何か、心の内奥か、あるいは頭の後方からか言葉交じりの意識の呼びかけがありました。
子供部屋に入るように、という意味でした。
スワミの呼びかけなのか、おぼろげに感じながら部屋に入りました。
すると、はっとしました。
電気ストーブをつけっぱなしで子供のジャンパーが掛かっていました。
驚いて取りはがし、スイッチを切りました。
すぐに妻を起こし事の顛末を話しました。
発火点をこえ火災になっていればとんでもないことになっていました、人命や他人の社宅です。
もし、と考えると恐怖でした。
一方、神の救いにどれほど安心したことか。

今も、スワミに畏敬の念をもち、この30年まえの奇跡に感謝し続けています。

オーム サイラーム