男性(東京)
幸福にはいろいろな種類があることが分かりました。
● 五感や感覚の幸せ。
美味しいものを食べたり、お気に入りの芸術を見たり聞いたりしたときのうれしさ。
● 心理的な幸せ。
例えば、人間関係や社会的な評価による安定感。
● 心の幸せ。
思ったことを空気も読まずに、自由に言ったり行ったりする楽しさ。思いと言葉と行いの一致。
● 無条件の幸せ。
ただただ幸せ。人に嫌われ蔑まれ孤独になり、社会的な敗者になり、窮地に立たされ、どこのコミニュティーにも属さなくなったとしても、心穏やかに愛で満たされている。(心が愛で満たされていれば、人にそれほど嫌われることはないと思いますが…。)
この「無条件の幸せ」が、ひょっとしたら「至福」に近いのかもと思いました。
スワミは、ある大会の御講話で、この中にも至福を体験した人はいます、とおっしゃっていました。
禅で言う、心が動かない状態でしょうか。
身近な人の中にも、その至福を体験された方がいるはずです。
そして、その至福の向こうに神様がいらっしゃる!
そこに行くために、まずは五感や感覚、思いや思考を超える。
すなわち、「私」「私のもの」を手放す。
そのための「人に幸せを贈る」プロジェクトだったのですね。
人の幸せを考え祈り行うことで、「私」から「私たち」へと拡がり、その「私」はすべてに溶け込んで消えていく。
自分の幸せ = 他人の幸せ = すべての幸せ = 神の幸せ
すべてはひとつ。
私と、私たちと、神は、ひとつ。