体験談192

2020年11月9日

男性(インド)

11月6日(金)のプッタパルティでのできごとです。
お昼ごろ、喉のイガイガが発生しました。
これが風邪の症状なのか、それともコロナなのかは分からなかったのですが、直ぐにうがいを繰り返して、宿泊しているお部屋でお昼ご飯を食べたら、喉のイガイガが無くなっていました。

しかし、午後になると首から下がやけに熱く感じ、顔は常温という変な症状が出てきました。
コロナ特有の味覚や嗅覚の異常はないし、鼻水や咳もありませんでした。(タンは時々でていたので、そのたびにうがいをして出しました。)
そうこうしているうちに、スワミのサマーディ(ご神体が納められているお墓)へのダルシャンの時間が近づいてきたため、マスクをしてソーシャルディスタンスを保ちながら、サマーディ ダルシャンの列に並びました。

私は毎朝、車イスのおばあさんをナガラサンキールタンへ連れて行くために、4:50頃におばあさんのお部屋へセヴァをしに行っているのですが、もしも私が風邪やコロナになったら(「風邪やコロナでも構わないから来てくれ。」と言われていますが・・・)さすがに今のご時世、セヴァへ行くことができないと思いました。
また、そうなると、代わりにセヴァをできる人はいないので、おばあさんが命のように大切にしているナガラサンキールタンに行くことができず、本人がパニックになってしまいます。

これは困ったと思い、サマーディ ダルシャンの列に並びながらスワミに祈りました。
「ババ。この熱が下がるか、このままであるのが最善であるかはあなたがご存じです。しかしどうかババの御心であるならばこの熱を下げてください。どうか助けてください」。
そのようにお祈りをして、サマーディに礼拝をしてホールの外に出ました。そしてガネーシャゲートに祭られているガネーシャ神にお祈りをして、神像の周りを1周しました。
そして周り終えると「あれ!熱がいつのまにか下がっている!」と心の中で驚きが広がりました。

嬉しさと感謝と驚きの入り混じった思いで、スワミとガネーシャ神に感謝のお祈りを捧げました。

翌朝、早朝のおばあさんのセヴァをするために起きると、熱も喉のイガイガもありませんでしたが、身体の気だるさを感じました。
朝セヴァの後、宿泊棟の祭壇のお掃除やお洗濯等を済ませて、朝のサマーディ ダルシャンの時間になりましたが、気だるさが大分あったので、今日は行かずにベッドで休むことにしました。
目覚めて、日課のババ様の108の御名を唱えて、昼食を食べると、すっかり気だるさも無くなっていて、元気が快復していました。

気付くと今日11月7日(土)は、父の命日でした。
本当に有り難いことに、完全に元気な体調に戻りました。
そのため、午後にスワミの祭壇にお供え物をして、父と母の平安と幸せを夫婦でお祈りすることができました。

この様な体験をお与えくださったスワミと、
皆様とともに霊性の道を歩めることに、心より感謝いたします。

サマスタ ローカー スキノー バヴァントゥ

JAI SAI RAM