男性(東京)
スワミは、
幸せは人にとって自然な状態だとおっしゃいます。
では、幸せでない状態とは、人工的だということです。
ならば、その自然を人工物にしたのは誰か。
誰が、その自然に手を加えて、
不幸せな状態にしたのか。
自然のままが一番良いのに、
それを何を考えてか、手を加えてしまったのは誰なのか。
その巧みな加工職人は、
「自分」であるということは明白です。
でも、巧みだと思っているのは自分だけで、
その加工技術は、大したことないです。
いえ、はっきり言うと、へたくそです。
それも、
自分のそのへたくそ加減を、
あきれ返るくらい知らず、
自分は名工だと信じ込んでいるくらい、へたくそです。
まずは、自分が信じている自分、
自分とはこうなんだという加工したものを手放すこと。
幸せは、その自分の考えている自分、
自分とはこうなんだという加工を手放し、
自然になること。
まあ、それが簡単にできれば、世話ないのですが。
でも、スワミはきっと
簡単なことだとおっしゃる、のでしょうね。
難しくしているのも、自分ですね。