体験談174

2020年10月30日

男性(東京)

スワミは、
幸せは人にとって自然な状態だとおっしゃいます。

では、幸せでない状態とは、人工的だということです。

ならば、その自然を人工物にしたのは誰か。

誰が、その自然に手を加えて、
不幸せな状態にしたのか。

自然のままが一番良いのに、
それを何を考えてか、手を加えてしまったのは誰なのか。

その巧みな加工職人は、
「自分」であるということは明白です。

でも、巧みだと思っているのは自分だけで、
その加工技術は、大したことないです。

いえ、はっきり言うと、へたくそです。

それも、
自分のそのへたくそ加減を、
あきれ返るくらい知らず、
自分は名工だと信じ込んでいるくらい、へたくそです。

まずは、自分が信じている自分、
自分とはこうなんだという加工したものを手放すこと。

幸せは、その自分の考えている自分、
自分とはこうなんだという加工を手放し、
自然になること。

まあ、それが簡単にできれば、世話ないのですが。

でも、スワミはきっと
簡単なことだとおっしゃる、のでしょうね。

難しくしているのも、自分ですね。